さあ、いよいよ縫製です。
ここまできたら後は楽チン。
ファスナーもかんたんな方法をご紹介しますので、あまり気構えずに楽しみましょう♪
ところで、ミシンの天板についている数字と線は、ミリメートルを表している事をご存知でしたか?
このメモリを使うと出来上がり線を印し付けしなくても、決まった縫い代幅で縫うことができるんです。
読み方は、押さえの近くから5、7というのは5mm、7mm。10、20、30は10mm、20mm、30mm。その間の線は0.5mmを示します。
ちなみに押さえの幅も縫うときの目安に使えることがあり、知っておくととても便利です。
私は片側5mm幅の両押えがとても使いやすく愛用しています。
押さえもいろいろな種類がありますので、縫う箇所によって押さえを変えることもあります。
今回はファスナー付けに、ファスナー用の片側押さえが便利です。
もしお持ちの方は変えて使ってみてください。
片側5mm幅の押さえもファスナー付けがとってもやりやすいので、お持ちの方は是非試してみてください。
今回の縫い代は、ファスナー部分が1.5cm、その他は1cmです。
出来上がり線を引かずに縫っていきます。
直線ですので、初めての方も試してみてくださいね。
まずは、ジグザグミシンで周りをかがる
縫い始める前に、布端を始末します。
布は切りっぱなしでは解けてきてしまい、強度がありません。
なので、縫い始める前にほどけて来ないよう布端を始末します。
もしロックミシンをお持ちでしたら、3本取りで。
布のおもてを見ながらミシンをかけます。
ジグザグミシンをかける箇所は上の図の通り、四方を全てかけます。
家庭用ミシンのジグザグ縫いでも代用できます。振り幅は4mmくらいがいいかと思います。
このように少し間隔を空けて連続して縫っていくと、ミシン糸が無駄になりません。
一枚づつ仕上げていくよりは、全ての縦を連続して縫ってから糸を切り、横を連続して縫う方が効率的です。
私はロックミシンを使っています。出来上がりはこんな感じ↑です。
かんたんなファスナー付け
ここで使うのは、普通のファスナーです。
コンシールファスナーやオープンファスナーではありません。
長くなってしまう為、別の記事にまとめましたので↓こちらの記事をご参照ください。
脇を縫う
ファスナーがついたら、いよいよ完成が見えてきましたね。
脇の縫い代幅は1cmです。
ミシン台の1cmのラインに布端が来るようにして、中表で縫っていきましょう。
2枚をきちんと合わせて縫うのがポイントです。
最初と最後は返し縫いです。
角をカットする。
ひっくり返すと角がもたついてしまいますので、少しだけ角をカットしておきます。
カットするのは全部の角ではないので注意してください。
ファスナー側の二カ所を切ります。
こちら側の縫い代を切るには理由があり、縫い代が交差しているので、角が余計にもたついてしまうから。
切ってもいいの?と心配になる方もいるかもしれませんが、大丈夫。
交差している縫い代付近は、返し縫いをしている箇所なので、生地や縫い目が強くなっています。
それに、カットするのはほんの少しで結構です。
ミシンの縫い目は切らず、ジグザグミシンの部分だけほんの少し切り落とします。
逆に反対の輪っかになっている側は、縫い代が一本しかありませんので、ひっくり返してもそんなにもたつきません。
ひっくり返す。
さあ、いよいよこの時が来た!という感じですね。
表生地が表に来るようにひっくり返しましょう。
角が少し出にくいでしょうか?
そういう時は、”めうち”を使うとキレイに角が出せます。
縫い代の奥を引っ掛けて引き出す感じで行います。
生地を傷めないよう、また、尖っていますので扱いには十分注意して行ってください。
アイロンをかけます。
ここで一度洗濯をするといいかもしれません。
洗濯が終わったら、アイロンをかけましょう。
座布団を入れてみましょう。
ドキドキの瞬間。笑
角をしっかり入れて、ファスナーを閉じたら完成です‼︎
お疲れ様でした^ ^
お裁縫を楽しんでいらっしゃる方がたくさん。
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コメント
このページをじっくり読んで、長座布団のカバーを作ることが出来ました。
ありがとうございました。
多くのブログサイトから当サイトをお選び頂きありがとうございます。
長座布団カバーうまく作れたようで、良かったです。コメントありがとうございました!