干し椎茸の作り方と、しいたけ栽培キット

レシピ・保存食作り

しいたけ栽培キットを使えば、簡単に大量の椎茸が収穫できてしまうので、干し椎茸にして保存しましょう。家庭菜園で、「かんたんでたくさん採れ、使い道も広い」という理由で私がおススメするのが「しいたけ」です。
出汁を取っても美味しいし、料理に加えると旨味が引き立ち重宝しますが、買うと高いのが難点でした。

きのこの栽培は敷居が高いように思えますが、じつは適切な場所に放っておくだけで勝手に育ってくれます。
なのでとってもラクチンなんです。

また、スーパーで売られている椎茸は、薄暗くじめじめと湿度の高い環境での人工的栽培なので、とっても陰性が強いそうです。
途中でばい菌を繁殖させないよう、農薬も使われているというのも気になります。

そのようにして出来た椎茸を、さらに人工的に乾燥させたものがスーパーに並べられるとのことで、なんだか想像しただけでじめじめとネガティブで陰気な感じになりそうです。笑

ですが、自分で栽培してしまえば自然環境の下で育てることができます。
菌は買ったものを植えつけますが、天然の木の養分を取り、乾燥もお日様の下で行えば、安心できるしいたけが栽培できてしまいます。

春と秋、年に二回も収穫ができる「しいたけ」

しいたけ

椎茸の栽培方法は楢(なら)の木をホダ木にし、そこにドリルで穴をあけて「しいたけ菌」を打ち込みます。
そして雨とお日様がチラチラ当たり、風通しの良い場所に立てかけて置きます。

たったこれだけで春と秋に、大量の椎茸がにょきにょき出てきます。

我が家では近所の方が伐採した天然のならの木をいただく機会があったので、ドリルで木に穴を開けて菌を打ち込みました。

その後のしばらく寝かせて~・・・等細かい手順は省いてしまいましたが、笑
菌を仕込んで日陰に立てかけたあとは、今日まで動かしてもいなければ、手入れもしていません。

ですがちゃんと春と秋に大量の椎茸が毎年収穫できています。

きのこは木の栄養を取り、大きく成長します。
木の栄養がある限りきのこは何度も出てきて、最後には木がスカスカになってしまいます。

我が家で使うホダ木は天然のもの。

かなり太さも重量もあったので毎年たくさん出てくるのかもしれません。
きのこにとって木は土と同じです。良い土が大切なのは頷けます。

シイタケ菌が打ち込まれたホダ木もありますので、これを買って庭やベランダに置いておくのもお手軽でかんたんです。

手軽なしいたけ栽培キットでも、美味しさに笑みがこぼれます

じつは室内でかんたんにしいたけが栽培できるキットもあるんです。

私も以前、椎茸の栽培キットを買い、栽培したことがあります。
上の写真は栽培開始から4日目の状態です。
購入時は半信半疑でしたが、すごく沢山の椎茸がでてきてとても美味しかったのを覚えています。

採れたて椎茸の最高の食べ方

椎茸を網かフライパンの上で茶色の面を下にして焼き、ひだからプツプツと水分が出てきたところでお塩をつけて頂きます。
とってもシンプルな食べ方ですが、最高の美味しさです!採れたてだから味わえる贅沢です。

たくさん採れたときの保存の仕方

しいたけ保存


椎茸は勝手に成長しますが、食べきれない量のしいたけが一斉に出てきます。
干せば長期保存が効きますので、採れすぎても大丈夫です。

ある程度の大きさになったら収穫し、収穫後はなるべく早く保存用に加工します。
量が多いので大変ですが、切って干すだけなので、やり方としては簡単です。

干し椎茸の作り方

干し椎茸


作り方とコツを詳しく書きましたので詳しくはこちらをご参照ください ↓

Cpicon

 保存食作り・干し椎茸の作り方 by ImaoiKiyo

今回は、手軽に出来るキットや菌が既に打ち込まれている原木をご紹介しましたが、もし天然のナラの木が手に入るようでしたらとても幸運だと思います。
是非、菌を打ち込んでみてください。

その際に必要な専用の道具、あると便利な道具を手順とともにご紹介します。

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