ミシンを使って直角で縫うことができれば見栄えが良く、とてもきれいに仕上がります。
上のイラストは、「写真とイラストで初めてでもわかりやすいファスナーの付け方」の記事にあります、図14の縫い方手順①と②の拡大した図になります。
AとBのイラスト、何が違うかわかりますか?
Aはしっかり角が出ているのに対し、Bの角は面取りされているようです。
私はいつも、Aのように角を出して縫うのですが、3つのコツを押さえれば上手にかんたんに角を出して縫うことができます。
コツ1・慌てず、ゆっくり縫うこと
「ゆっくり縫う」とは、スピードを出しすぎないこと。
車の運転と同じです。曲がるときはスピードを落としゆっくり慎重に曲がります。
コツ2・針を刺したまま布を動かすこと
「針を刺したまま」とは、縫っていき最後の目の時に針が刺さったままにします。
例えば4目であるなら、1、2、3、4!で針が刺さったら、そのまま。針が刺さった状態で押さえを上げて、生地を反時計回りに90度回させます。
針が上がった状態で押さえを上げ生地を回してしましてしまうと、どうしても針の位置が変わってしまいBのイラストのような縫い目になってしまいます。(Bのイラストは少しオーバーな書き方ですが・・・)
針を上げて動かしても良いのは縫い終わったときだけです。
コツ3・目立つ箇所の縫い目を揃えること
「目立つ箇所」というのは、ファスナーで言うなら①番と③番の短いところです。
そこを4目なら4目、5目なら5目で統一すれば見栄えがよくなります。
ぜひ試してみてください。
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